茂原市の小児科です。乳児健診/育児相談/栄養相談/予防接種/小児科一般の診療。 |
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#242 クエン酸の効用と取り方 梅干しが体に良いという話は一度は聞かれたことがあると思いますが、梅干しの有効成分はクエン酸です。その「酸っぱさ」故に敬遠されがちですが、遠い昔に日本医師会のドンと言われた武見太郎氏の言葉を借りれば、「クエン酸の効用が世の中に広まったら、我々医者や病院、製薬会社は廃業しなければならない!」「何故ならば、クエン酸はどこでも手に入るし、安価な万能薬だからである!」とまで言わしめた『クエン酸』について、今回はお話してみましょう。 クエン酸の1日必要量は2~5gと言われています。この量を食べ物で摂取する場合、レモンなら1個/日、キウイなら1個/日、ライムなら1個/日、オレンジなら4個/日、梅干しなら4個/日食べなければいけません。 クエン酸の効果で一番なのは、疲労回復効果。運動やストレスで溜まった疲労物質の乳酸を炭酸ガスや尿として体外に排出することである。クエン酸が足らなくなると糖質や脂質がエネルギーに変換されなくなり、乳酸が貯まり、筋肉痛の原因になる。体の中ではクエン酸はアルカリ性として働き、酸性に傾いている血液を弱アルカリ性に変えてサラサラにして、老化防止しや癌の予防効果を発揮する。 クエン酸は炭酸カルシウムを溶かす作用があるので、トイレ、浴室、電気ポットや鏡の洗浄や清掃にも効果があります。 鹿児島産サツマイモ澱粉原料を用いた純度99.5%の天然のクエン酸末1kgが¥1256でAmazonで購入できるますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。
2025.3.01
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