茂原市の小児科です。乳児健診/育児相談/栄養相談/予防接種/小児科一般の診療。

三上小児科 千葉県茂原市小林2632-1 TEL 0475-22-7001
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当院は、小児科専門医としての小児医療の豊富な経験を通して、茂原市にてこども達の心と体のすこやかな発育を支援する小児科クリニックです。
病気を治すだけでなく、乳児健診,育児相談,栄養相談,予防接種などの
予防医療にも力を入れています。
院内にはトイレ付感染隔離室2室、点滴用個室3室。
待合室は、空気感染の防止目的にて24時間連続空気殺菌装置を用いて、少しでも皆様が安心してお待ち頂けるように努めております。
※診療日、診療時間のチェック及び確認にはホームページの診療案内をご利用下さい。

     #88 ホメオスターシス(恒常性)
 
 人間の体は不利な状態に陥ったときには、それを常に元の良い状態、健康な状態に戻そうとするメカニズムが働きます。例えば、胃液をたくさん嘔吐すると体から(胃)酸がたくさん無くなるので、体はアルカリ性に傾きます。体はその状態を元に戻すために、呼吸数を減らし、浅い呼吸にすることによってCO2(二酸化炭素)を貯めて体を酸性化して、中和しようとします。浅く止まりそうなゆっくりした呼吸状態を見た人が、これは大変だと思ってO2(酸素)を投与すると呼吸はますます浅くなり、止まりかねません。
 何が言いたいかというと、病気を点で診ると体が健康な状態に戻そう、戻ろうとしている症状を病気の症状と見誤ってしまい、病気をより悪化させる結果になりかねないということを言いたかったのです。この咳は何のために出ているのか?!空気の通り道に痰や汚れがあり、それを外に捨てるために一生懸命咳をしているとすれば、咳を止める薬ではなく、痰を溶かしたり、痰のすべりを良くして外に出しやすくする薬を飲んでやれば、掃除が終わって空気の通り道がきれいになれば咳は止まるはず。下痢がひどいのは、腸の消化吸収力が落ちて食べ物をこなしきれないために不消化便が出たり、体に害があるものを急いで外に捨てようとしているとすれば、腸の動きを止める薬を使えば、確かに下痢の回数は見かけ上減るが、不消化便や体に害のあるものが腸の中に長くとどまり、腐敗ガスも発生して、カエルのおなかのようにパンパンになりかねないのです。目の前の症状を取ることに右往左往して、体が発しているサインを見誤らないように注意しなければいけません。
2012.05.01



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三上小児科医院
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