人間の体のpHは7.4(7.35~7.45)で、少しアルカリ性に傾いているのが正常であり、健康な状態なので、口の中を含めて体をアルカリ性に保つことが大切です。食べ物のみで体をでアルカリ性に保つためには相当な量を食べなければいけないので、重曹によるうがいと飲用が最近注目を集めています。今回は重曹を使用する上での注意点について述べてみます。
重曹(炭酸水素ナトリウム)はアルカリ性で、外観も味もまさに塩の結晶と考えて頂ければ良いと思います。重曹は山菜のアク抜きやパンなどのふくらし粉として昔から使われてきましたし、現在では掃除にも用いられていますが、うがいや飲用にはこれらのものを用いてはいけません。
ドラッグストアで薬剤師さんに日本薬局方(厚生労働省の基準をクリアしたもの)と記載のあるものを紹介してもらい購入して下さい。うがいの目的で使用する場合には10%濃度、飲用する場合には1%濃度を目安にして下さい。重曹水でうがいをした後に、歯ブラシで軽くブラッシングをすると、歯の汚れが取れて歯が白くなり、虫歯や口臭予防効果も期待できます。重曹を飲用する場合の1日の使用量の目安は3gです。重曹3gを300mlの水に溶かして、ペットボトルに入れて冷蔵庫で保管し、1日何回かに分けて飲み切るようにして下さい。癌予防や健康維持効果がありますので、是非一度試してみて下さい。