茂原市の小児科です。乳児健診/育児相談/栄養相談/予防接種/小児科一般の診療。 |
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#245 遺伝子治療
ポテトチップスの袋の成分表示に国産の遺伝子組み換えでないポテトを使用していると書いてあるとそちらの製品に手を伸ばしやすい。国産でなく遺伝子組み換えのポテトを使用しているものには何も記載がない。ある生物の遺伝子を別の生物の遺伝子に組み込み、新しい性質を持たせることによって害虫に強いトウモロコシを作ったり、除草剤や殺虫剤を多く使ってもへこたれない品種を作り出すことによって収穫量を増やす目的で行われている。それらの作物を食べることによって将来起こりえる人類への弊害については、未知数であるために、国産で遺伝子組み換えでない食品が選ばれる傾向にある。 世の中には遺伝子病と呼ばれる遺伝子の一部に欠損や異常がある人が存在するため、mRNA(メッセンジャーRNA)などに運ばせて治療することがある。癌の治療のためにmRNAなどに癌の遺伝子情報を運ばせて癌を縮小させたり、消失させる研究や治療も行われている。これらのことはいずれも病気で苦しんでいる人を治すためにリスクがありながらも行われる治療である。 今回の新型コロナに対するmRNAワクチンは治療のためではなく、予防のために安全性のデータがほとんどないにもかかわらず見切り発車で健常者に行われたのです。その結果として厚労省が認定しただけでも、1000人位の人が亡くなり、9000人位の人が新型コロナワクチンの副作用で今も苦しんでいるのです。 今後も色々なワクチンがmRNAの手法を用いて作られようとしています。今年の冬のインフルエンザワクチンもその計画に入っているようです。 mRNAや遺伝子に作用して病気を予防しようとするワクチンには十分気をつけなければいけません。予防目的で接種したワクチンによって健常者が死亡したり、重大な副作用を起こすことなどあってはならないのです。
2025.6.01
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