茂原市の小児科です。乳児健診/育児相談/栄養相談/予防接種/小児科一般の診療。 |
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#253 予防接種(Ⅰ) 一般的には注射をする方法は大きく分けて、①皮下注射②筋肉注射③静脈注射の3種類があります。 注射の効くスピードは、③②①の順です。昔は③をうまく実施する方法が特に血管の細い乳幼児では困難であったために、主に①②が行われていましたが、現在では細い針で留置しやすいものが開発されていますので、早い治療効果が期される脱水症を含めた救急治療や重症感染症などに対する抗生物質投与には主に③が用いられています。 予防接種は'予防の'という言葉が示す通り、予防注射によって免疫がしっかりとついて、その効果が長く続くことが重要なので、あえて注射した部位に長くとどまり、注射の効くスピードが一番遅い①の皮下注射が主に用いられています。その為に注射部位が赤く腫れたり、シコリが長く残ることも起こります。何が言いたいかというと、「赤く腫れたり、シコリとして残ることも程度のひどいものは別として、このような理由があるのであまり神経質にならなくて良いですよ!」ということをお伝えしたかったのです。 予防接種の液を血管の中に直接注入することは、絶対にしてはいけない禁忌事項です。よって③の予防接種液を静脈に注射することはあり得ないし、あってはならないことです。問題は②の筋肉内注射を行う場合です。筋肉は血管に富んでいますし、皮下よりも深い場所に位置しているのでより太い血管に針が刺さる可能性がありますので、注射液を押し込む前には必らず注射器の内筒を引いて、血液の逆流の有無を確認しています。少なくとも日本では・・・・。 以降は来月の予防接種(Ⅱ)に続く。
2026.2.01
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